大学生の僕がたどり着いた手帳の使い方!

手帳は自分発見ツール

大学生の僕がたどり着いた手帳の使い方!2019.12.06

大学生の手帳の使い方
Pocket
LINEで送る

手帳研究サークル所属、大学4年生のNaoです!
大学生は授業・テストにバイトにサークルに、本当に多くのスケジュールを抱えていることでしょう。
そんな予定を管理するために手帳を使ってスケジュールを管理している人も多いのではないでしょうか?
学生のあなたはどんな風に手帳を使っていますか?
また、いちばん何を大切にした手帳の使い方をしていますか?

僕は長い間いろんな手帳を使って来ました。
手帳を時間管理やスケジュール管理に使うのが当たり前だと思っていたのですが、実は頭の整理や心の整理に手帳の使い方が人生の質を変えるとうことに気が付いたのです。
大学生や高校生、学生だからこそ、目の前の就職やテストや時間管理だけにだけに使う手帳から、将来「なりたい自分になる」ために手帳を使ってみませんか?
それは「夢のスケジュール」とも言えます。

最初に言っておくと、この記事を読むことであなたの中にある手帳という概念が変わるかもしれません。
手帳の基本的なおさらいから、具体的な活用方法まで余すことなく紹介していきたいと思います!

1.大学生の手帳の使い方、スマホと手帳どっちの方がいいの?

学生の手帳の使い方でまず考えたいのはスマホと手帳どっちの方がいいの?という問題です。
ある機関のデータによると、手帳を使っている学生は50%だそうです。また、スマホと併用しているのは20%。使っていないが30%という結果が出ています。
つまり、手帳を使っているのは全体の半分という数字のようです。
そのスマホ・手帳それぞれののメリット・デメリットについて考えてみたいと思います。

1-1.大学生がスマホをスケジュール管理に使うメリット、デメリット

1-1-1.スマホのメリット

  • 瞬時にスケジュールが共有される(Googleカレンダー・Time Treeなど)
  • 通知機能で予定を忘れない
  • 変更になった時、修正テープなどを使うことなく済む

1-1-2.スマホのデメリット

  • 電池切れになると確認できない
  • スマホやPCが壊れた時や通信障害の時、お手上げになる

1-2.大学生が手帳をスケジュール管理に使うメリット、デメリット

1-2-1.手帳のメリット

  • 手で書くことで記憶にを定着する
  • アイデアの創造を促してくれる
  • 色ペンの使い分けやスタンプ・シールなどを使えて楽しい

1-2-2.手帳のデメリット

  • 手で書くことで記憶にを定着する
  • 変更になったとき、書き換えが難しい、ぐちゃぐちゃになる
  • 持ち運びに不便(がさばる)

手帳に書き込むことの最大のメリットは人は手で書くことによって記憶が定着しやすくなり、アイデアが湧きやすくなります。ですから、就職や試験などを控えた学生だからこそ、手書きの手帳をおすすめしたいのです。

学生の僕が手帳に求めているのはコンパクトで使いやすい、共有が簡単などといった便利さではありません。
大学生の僕自身、手帳を書く前と後を比べると試験前に質の高い学習時間を確保することができ、GPA(成績)が3.0から3.5に向上したという体験があります。

大学生の僕がたどり着いた手帳の使い方!

手帳に自分の手で書き込むことによって頭の中が整理されて、物事の優先順位をつけることができました。その結果、本当に自分のやりたいことが明確になり、夢のひとつであった留学に行くための具体的なプランを組むことができ、実現しました。

やらなければいけないこと、やりたいことが多い学生だからこそ、頭を整理して夢の実現のために僕は手帳を使うことをおすすめしたいのです。

2.学生の手帳は「自分の実現したいこと」手帳

これまでの話を踏まえて、学生のみなさんにここで考えていただきたいのはそもそも手帳は何のためにあるのか?です。
考えてみてください。みなさんが手帳に書き込んでいるのは

  • 友達との遊ぶ予定
  • サークルの活動
  • アルバイトのシフト
  • 課題やレポートの提出期限

このようなものではないでしょうか?

ここで言えること、それは、みなさんは自分の実現したいことを手帳に書き込んでいるということです。
みなさんの書き込んだ予定にはやらなければいけないこ、やりたいこと色々あると思いますが全て自分がやると決めたことに変わりありません。

つまり、手帳とは自分のやりたいことを実現するためのツールであると言えます。

  • 少しでも良い成績を残したい
  • 海外旅行に行きたい
  • 好きなアーティストのライブに行きたい

「自分のやりたいことをもっと実現したい!」
「こんな自分になりたい!」

「でも、手帳の使い方って誰かに教わったわけではないし…」
「予定を管理するためだけの道具になっていてどうも思うように過ごせていない。」
そんな方のために現役大学生の僕の手帳活用術を紹介したいと思います!

  • 電池切れになると確認できない
  • スマホやPCが壊れた時や通信障害の時、お手上げになる

3.私の手帳活用術!大学生の僕が実践してきた手帳の使い方公開

大学生の僕が就職や人生、夢について考え始めたらこんな手帳の使い方になりました!
「目標が達成できる」「なりたい自分になれる」手帳の使い方をこの記事を見ている方限定に公開します。

3-1.《STEP.0》『バーチカル手帳』を活用する

まず、どんな手帳を使っているのか。気になりますよね。 僕は、バーチカル手帳というものを使っています。
バーチカル手帳とは簡単に言うと見開きの横軸に1週間の分の日付、縦軸に1日の時間軸が印刷されたものです。バーチカル手帳の魅力は隙間時間が分かるということです!

バーチカル手帳を使う前の僕は、その日にバイトがあるとシフトが17:00~22:00までであったとしてもまるで一日がバイトに縛られているように感じていました。
バイトまでの時間をだらだらと過ごしてしまったり、友達に「こんなのあるから一緒にいかない?」と誘われても、「ごめん、バイトがあるから・・」と日中の予定でさえ断ったりしていました。

しかし、バーチカル手帳を使ってみて分かったのは”意外と時間はある”ということでした! 隙間時間がわかることで、スケジュールを上手く組み立てることができるようになりました。 その結果、これまでなら断っていたであろう予定も組み込むことができ、毎日が以前にも増して、充実していると感じています。

3-2.《STEP.2》『ひとり会議』という時間を確保

では、バーチカル手帳を使って僕が実践している手帳の使い方について具体的に紹介していきます。

まずは、バーチカルタイプの手帳のスケジュールに1時間、『ひとり会議』という時間を設けます。 手帳を書く際、誰かとの予定は書いていても自分との予定というものは意外にも書いていないものです。 この時間が人生の質を変えると僕は強く感じています。

3-3.《STEP.3》『ひとり会議』を迎えるにあたり心構え

《STEP.1》で書き込んだ『ひとり会議』という時間になりました。補足ですが『ひとり会議』とは、私が勝手に名付けたものです(笑) とにかく自分とじっくりと向き合う時間にします。向き合う際は、身の回りのものを整え、スマホの電源を切るなどして集中できる環境を整えるのをオススメします。

その理由として、自分の周りに誘惑するもの(漫画やゲーム機など)があるまたは、LINEの通知が「ピロん」と鳴る環境では、気が散ってしまいじっくりと向き合うことは難しくなります。

僕はこの1時間は自分の机に手帳とメモ帳(ノート)のみを残し、スマホも機内モードにして電波が入らないようにしています。このような取り組みをすることで集中できる環境を整え、自分とじっくりと向き合うことができています。

大学生の手帳の使い方「ひとり会議」の時間を作る

3-4.《STEP.4》『ひとり会議』で翌週、翌月につなげるため振り返る

『ひとり会議』の中では

  1. 今週の良かった点
  2. 来週につなげるための反省点
この2つを書き出します。

書き出す際にありがちなのは「今週、何があったか思い出せない」と出来事を忘れてしまっているということです。 人間って忘れる生き物だと思います(笑)「3日前の夜ごはんは何だった?」と聞かれても「何だったっけ~」と思い出せないぐらい、覚えていないものです。

そんな危機的状況にならないためにも・・毎日一行でもいいのでその日にあった出来事やそこで感じたことを箇条書き程度で記録してみてください。

僕も毎日その日のあったことを記録しておくことで振り返りの際、とても役に立っていると感じています。文字に残しておくことが自分を助けることになるのでぜひ、毎日の中で実践してみてください。

では、具体的な手順について紹介します。

まずは 良かった点・改善点を箇条書きで挙げられるだけ挙げてみます。それらの内容を踏まえ、共通項目が見つかればまとめとして再度整理してみます。

箇条書きで挙げていく際には、大きめの紙やノートを使うことをおススメします。
たっぷりと余白があったほうが圧迫感なく、書くことができるためです。ちなみに僕は、Campusノートを使っています。

[1]今週の良かった点

    (例)
  • 卒論のインタビュー調査で〇〇さんに仕事観について聞くことができた
  • ミュージカル鑑賞をし、娯楽の時間を楽しみ、プロの演技に触れることができた
  • オープンキャンパスで受験生からの相談に乗り、アドバイスを送ることができた

    まとめ
  • 積極的に人と会う機会をつくり、自分の近況を話す・相手の近況を聞くことができた
  • プライベートの時間を大切にし、ON・OFFの時間を上手く使い分けることができた
[2]来週につなげるための改善点
    (例)
  • ・ポートの提出がギリギリになってしまったため、余裕を持って行動に移す必要があった
  • 「相手から聞く」という場面が多く、頭の中で整理しきれていなかった

    まとめ
  • 期限ぎりぎりになってしまうことが多々あったため、余裕を持って取り組む意識を持つ
  • 人から聞いた話や本で知ったこと(インプットした情報)を聞いたままで終わらせず、スマホのメモに残したり、誰かに話したりする
  • 僕の手帳では、良かった点・改善点を書く欄があるのでそこに書き込みます。

3-5.《STEP.4》振り返った内容を基に週のテーマ・目標を決め、スケジュール帳に落とし込む

次に振り返った①今週の良かった点と②来週につなげるための改善点を基に 次の週のテーマ・目標を決めます。

いきなりテーマを書くのではなく、次の週の鍵になりそうな単語(キーワード)を挙げてみてください。
補足として先ほど、良かった点・反省点を箇条書きで挙げられるだけ挙げてみます。それらの内容を踏まえ、共通項目が見つかればまとめとして再度整理してみます。

このように言ったのには、単語(キーワード)を挙げやすくするためです。あえて抽象的な表現にすることによって汎用性を高めるという目的がありました。

    (例)
  • テキパキ動く・メリハリをつける・余裕(のよっちゃん)
  • 言語化・伝える・片づけ名人・続々とやってくる試練(課題)
キーワードは、余裕(のよっちゃん)など日本語的におかしくても良いので自分の中で思いついたことを素直に書いてみてください。キーワードで挙がったものを繋ぎ合わせていくと、自然とテーマが出来上がります。
[1]テーマ
(例) (例)よゆーのよっちゃんになった!

目標は、決まったテーマに対して実現するために「どんな自分だったら実現できるか」をもう少し具体的に書きます。

[2]目標
(例) 「続々とやってくる試練(課題)をスッキリ片づけ、余力を残して1週間を終えた。」

決めることができたら、スケジュールの空いている場所に書きます。

画像に書いてあるのは、先週の目標です。つまり、僕の使っている手帳の場合は、来週のページに目標を記入することになります。

3-6.《STEP.5》具体的な行動に!

目標を書いたら、その目標を軸に具体的な行動に移します。
この5つのステップを毎週、繰り返していきます。毎週と思うと気が重くなるかもしれません。こう考えてみるのはいかがでしょうか?

1週間のうち、1時間を自分の振り返りに使う
毎週、振り返りをして次の週を迎える自分なんとなく、次の週を迎える自分どちらの自分ほうがイキイキしてそうですか? 私は毎週、この5つのステップを行い、体感として自分の目標に対して8割が達成できていると感じています。

4.まとめ

最後にまとめとして ・・
ブログの冒頭で、この記事を読むことであなたの中にある手帳という概念が変わるかもしれません。と言いました。

この記事を通して学生の皆さんに伝えたかったことは 手帳とは時間管理のための道具ではなく自己実現のためにサポートしてくれるツールであるということです。

以前の僕は、手帳とは予定を管理するためのツールだと思っていました。タスク(ToDoリスト)をつくり、こなしていく日々。 そこから、本を読んだり、手帳活用術の勉強会に参加するなどして自分にあった手帳の使い方ができるようになりました。

現在は、目標を設定し、それを細分化し、実践に繋げ、終わった後の振り返るというサイクルを欠かさずに行っています。

「自分のやりたいことをもっと実現したい!」「こんな自分になりたい!」と願っていますが、手帳を使ったからといって、いきなり夢が叶ったり、収入が倍になったり、大学の成績が飛躍的に向上するわけではありません。そんな魔法のような道具ではないです。

自分と向き合うツールとして手帳を使い『毎週自分と向き合う』この積み重ねが、今の自分を形成していると感じています。 何よりも自分のことを大切にできていると感じ、毎日が楽しくなったと実感しています。
同じ大学生のみなさんにもそんな手帳の使い方を知ってもらいたく、これまで書いてきました。

手帳を活用して、充実した学生生活を一緒に送っていきましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!