目標を達成できる手帳の書き方教えます!2020.02.12
手帳マイスターの山本です。
「ちょっとやる気になって手帳に目標を書くけど、達成できた試しがない」
「手帳に目標を書いてもなかなか達成できない」という悩みをお持ちの方って意外と多いですね。
そこで、その悩みをスッキリ解決できる手帳の書き方として、今回は目標をぐんぐん達成できる予定の書き方を紹介します。
ここでは、とってもシンプルに、ぐんぐん目標を達成できる手帳の書き方をご紹介します。
この記事の伝えたいこと
1.そもそも、目標ってなあに?
そもそも、目標とは何かをちゃんと理解していますか。
目標が達成できる手帳の書き方の前に、「目標」ってなに?をはっきりさせましょう!
1-1.手帳で目標設定!でも、目標と目的の違いって?
そもそも、目標とは何かをちゃんと理解していますか。目標が達成できる手帳の書き方の前に、「目標」ってなに?をはっきりさせましょう!
1-1-1.目標は小ゴール、目的は大ゴール
目標を一言でいうと《小さなゴール》。富士山に例えると5合目、6合目、7合目という中間地点が目標です。
それに対して、目的は《大きなゴール》のこと。富士山に例えると山頂が目的なのです
つまり、目標を先に立てるのではなくて、実は目的を決めることが先なのです。
富士山の5合目まで登るのにどうするかよりも富士山を登頂するためにどうするかを先に考えると思えばわかりやすいですよね。
1-1-2.目標に気を取られすぎると目的を見失う!?
目標はもちろん人生を楽しむ上で大切なものですが、目標をなかなか達成できない人のほとんどは目標に気を取られ過ぎていて、肝心の目的を疎かにしてしまっていることが多々あります。
例えば、10キロ痩せるということを目的にすると、3キロ痩せる、5キロ痩せるという目標を立てていくことになりますよね。
ここで、「なぜ、痩せたいか」という理由を考えてみましょう。
例えば、「大好きな彼氏と楽しくデートをして幸せな気持ちを感じたい」という理由があったとしたら、痩せていなくても大好きな彼氏が「かわいいね、今日とても楽しかったよ」と言ってくれたら幸せな気持ちを感じることができますよね。
それなのに、痩せることばかりに気を取られてしまうと、痩せていないことで当日のデートに来ていく服が入らなくて自己嫌悪に陥ったり、「痩せてないから彼氏に嫌われるんじゃないか」と考えながら、せっかくのデートがつまらなくなってしまうかもしれません。
1-1-3.目的を達成するために自分らしく楽しめる目標を書く
つまり、この例の場合、「痩せる」ということを目的にするのではなく、「デートをとても楽しんで幸せな気持ちを感じる」ということを目的にしたほうがワクワクしますし、「当日のプランを彼氏と一緒に立てる」という目標や「かわいいと言ってもらえる仕草や笑顔を練習する」など、当日をイメージしながら目標を書いていくことができます。
1-2.目標には3つのカテゴリーがある!?
目標には実は3つのカテゴリがあります。そのカテゴリを意識することで目標達成に早く近づけるのです
1-2-1.《情報収集》という目標
例えば、人混みが苦手で人がいっぱいいるところだと疲れて楽しめないというのであれば、「人が少ない穴場のデートコースを見つける」という目標を書きますよね。つまり、情報をたくさん集めて穴場デートができれば当日を楽しむことができるわけです。
他にも、例えば彼氏が日本酒を好きだという情報を知ることができれば、日本酒の美味しい穴場のお店を選ぶことで彼氏にとても喜んでもらえて幸せな気持ちになれるのです。
1-2-2.《レベルアップ》という目標
もし、情報をしっかり集めても、デートの経験値が高い人と低い人では当日のデートの楽しめ方が変わります。デートの経験値が低いと彼氏に気を遣いすぎてしまい、ぎこちないデートになってしまうかもしれません。逆に、デートの経験値が高ければ、彼氏に程よく心配りをしながら自分も自然体で楽しむことができるようになります。
それだけではなくて、例え、デート中にアクシデントが起きたとしても経験済みのアクシデントであれば余裕を持ってアクシデントすら楽しんでしまうことができるようになるのです。
そうすると、まずは「小さなデートを積み重ねる」という目標を書いて、デートの経験値を増やしてレベルを上げることもできますよね。
1-2-2.マッピング》という目標
情報収集もレベルアップもバッチリだとしても、お店のメニューで何が美味しいのか、デートコースを車で回るとしたら、どのみちが空いているかなど、実際にまず自分が体験してみないとわからない情報があります。
いろんなことに不安になってしまう人には、まず、デートと同じ曜日時間で「お店に行ってオススメを店員さんに聞いて食べて美味しいことを確かめる」という目標や「タクシーに乗って運転手さんに空いている道を走ってもらう」という目標を書いておきます。
2.自分が無理なく楽しめる目標の書き方
そもそも、目標とは何かをちゃんと理解していますか。
目標が達成できる手帳の書き方の前に、「目標」ってなに?をはっきりさせましょう!
2-1.目的に合わせた目標の選び方
このように、3合目の目標は情報収集。5合目の目標はレベルアップ。7合目の目標はマッピングというように、自分の目的にあった目標を選んで手帳に書き込むことが「目標を達成できる手帳の書き方」の大切なポイントの1つ目です。
2-2.目標を自分のレベルに合わせて書く
そして、2つ目のポイントとしては、「目標を自分のレベルに合わせて書く」ということです。 目標をなかなか達成できない。または、達成できても燃え尽きてしまう方のほとんどが無理のある目標を選んでいます。 そして、実は本人も無理だとわかっていながら、その目標を選んでいることも非常に多いのです。
なぜかというと「今の自分を変えなきゃ」「頑張っている自分を認められたい」という心理が働いているからなのです。 だからこそ、「目標を自分のレベルに合わせて書く」ということがとても大切なのです。
では、どのくらいのレベルに合わせればいいかというと、今までに経験したことがある目標の場合、自分が達成できた基準から少しでいいので背伸びする感覚を感じ取れる目標を選びます。
もし、経験したことがない目標の場合はまず第一歩として経験することを目的にして必ず達成できる目標を選んで手帳に書くのです。
例えば、ダイエットというと最近ではファスティング(断食)を取り入れる方も増えていますが、ファスティングを3日間達成した経験を持っているのであれば、1週間という目標を選ぶのが背伸びする感覚を感じ取れる目標になりますよね。
他にもファスティングを1年に1回3日間というペースで達成しているのであれば、1年に4回というペースにペースアップするのもちょうど背伸びするくらいのの目標になると思います。 ただ、ファスティングを経験したことがないようであれば、「空腹の状態に慣れる」ということをまず目的にして、「20時を過ぎたら食事を取らないを3日間続けてみる」という、まずは経験するための目標を選んで手帳に書くことができます。
そして、達成できたら手帳に書いた目標に二重丸や花丸をつけて達成できた自分を自分でしっかり褒めてあげるという習慣を身につけていくことです。
3.目標を達成する手帳の書き方
3-1.目標を達成するためにやることを思いつく限り手帳に書き出す
なぜ、目標をなかなか達成できないかというと、達成するための予定が手帳に書かれていないことも大きな理由の一つなのです。
それでは、どのようにその予定を手帳に書いていくかというと。
まず最初の準備運動は、目標を達成するためにやることを思いつく限り書き出していくことです。
例えば、
とにかくアイデアを絞り出してもう出ないというところまで出していくことがコツです。
そして、もし、自分の頭だけでは足りないと思うのであれば、検索して調べたり、人に聞いてみると意外なアイデアを手に入れることができるので、是非、力を借りてみましょう。
3-2.やることを優先順位で並び替えて優先順位の高いものだけを選ぶ
やることをたくさん書き出すことができると、「スッキリしたー!」という気持ちと「こんなにやらなきゃいけないのー?」という気持ちを同時に味わうと思います。
「こんなにやらなきゃいけないのー?」という気持ちのままだと手帳に目標を書いたのはいいけれど、予定を書く気になかなかなれないですよね。
そこで、次の準備運動に移ります。
次に何をするかというと、手帳に書き出したものを優先順位で並び替えていきます。
優先順位で並び替えて、 ここで思い切って、優先順位の低いものは斜線を引いて手放してしまいます。
こうやって優先順位の高いものだけを手帳に書いて並べられることでこれだけをやっていけばいいんだと肩の荷が下りると思います。
3-3.目標達成のために使える時間を手帳にマークする
そして、手帳に並び替えた優先順位の高いものをいよいよスケジュールに書き出していくと思いきや、まだスケジュールには書き出しません。
というのも、無理なく達成していくためには手帳のスケジュールをみていきながら、目標達成のために自分がどのくらいの時間を使えるかを正確に知る必要があります。
例えば、一ヶ月のスパンで手帳のスケジュールを見ていった時に、合計で50時間使うことができるスケジュールと10時間しか使えないスケジュールではそこに書き出す予定も工夫が必要になってきますよね。
というわけで、手帳の予定を確認しながら自分が目標達成のために使える時間をマーカーや色ペンで四角い枠で囲んでいきます。
目標達成のために使える時間を手帳で確認できたら、次にやることは先ほど手帳に書き出した優先順位の高いやること一つ一つの所用時間を書き出していくことです。
一つ一つ頭フル回転で慣れないことをやって疲れちゃったかもしれませんが、これでようやく準備運動が終わりました。
3-4.優先順位の高いものから手帳にスケジュールを入れていく
それではいよいよ、優先順位の高いやることから先ほど手帳の四角い枠で囲ったところに書き出していきます。
3-5.目標をステップごとに分けて書き出す
そして、最後に仕上げとして目標をステップごとに書き出すという作業をして終わります。
普通は最初に目標をステップごとに分けて書くという作業をするイメージがあるかもしれません。
実は大切なことは、自分がどのくらいの時間を使えるか、優先順位の高いものからどのくらいの時間をかけてやるかをまず計算して、無理のないステップごとの目標を書き出していくことなのです。
これによって、自分のペースで無理なく手帳に書いた予定をこなしていくだけでぐんぐん目標達成していく手帳が完成するのです。
いかがだったでしょうか。
最初は大変だしめんどくさいと思うかもしれませんが、目標を達成する手帳の書き方は慣れてしまえば無意識に習慣としてできるようになっていくものです。
自転車に乗る練習をしていたときのことを思い出してみてください。
最初は転びながら感覚を掴むまで時間がかかったと思いますが、一度乗れるようになると無意識に自転車を漕げるようになっていますよね。
目標を達成する手帳の書き方を習慣化して、「自分らしい人生を実現」しましょう!